気に入った植物は、増やして庭の勢力範囲を拡大させたくなりませんか?
色々増殖法はありますが、一番お手軽で使用頻度が高い方法が挿し木ではないでしょうか。
切戻した枝をそのまま活用できますからね。
栄養繁殖なので花や葉の色カタチが保持された個体が得られますし、多くの植物が挿し木で根付くようですので汎用性が高いのもイイですね。
今回はバラの実例は挙げられませんでしたが、バラの挿し木も全く同じやり方でできますよ。
そう、バラは挿し木しますよね
バラなんかは比較的簡単に根付くものが多いですが、今では目的が無いと挿し木はしません。そんなに増やしてどうするという当たり前のことに早々に気が付いた次第です。
高価なブランドバラの生育が安定するまでの保険にするとか、ホントそれぐらいですね。
今まで試したモダンローズはどれもすぐに根付きました。穂木に葉を2枚程度残すといいですね。
ところが、以前黄モッコウがなかなか発根しなかったのに驚きました。
あんなに強健なのに、そうなんだと。
ようやく1本根付いたのは、なんだかもったいなくてそのまま育てて3年目です。
このコはまだ開花したことがなく、今年も蕾は見えません。
何年目から花が付くのでしょうか・・。
バラ以外でも挿し木しています
例えば、オステオスペルマムは簡単に根付きます。
去年カミさんの好みでピンクをお迎えしたのを、増やして庭の境界線に並べて植えています。これからどれくらい花が付くか楽しみです。
今年は白を購入しましたので、秋まで少しづつ増やしたいと思っています。
去年はマーガレットを購入して思いのほかキレイで気に入りました。
ところがお恥ずかしいことに、秋に切戻しに失敗して枯らしてしまったのです。
切戻したときにイやな予感がしたものですから、落とした枝を何本か挿しておきました。
保険が役に立って、何本か発根したのを鉢上げしたのがこちら。
それが冬を越してようやくこの程度になりました。
この先もうまいこと摘心して、見られる木になるようにしたいと思っています。
こだわらない挿し木の方法を
挿し木はそれほど手間をかけずに気軽にやっています。
用意するのは水受けのイチゴパック、土は鹿沼土、培養ポットは500mLのペットボトルを半分に切った下側です。底にはたくさん穴を開けています。
こんな感じで水抜きを。
鹿沼土はおそらく小粒がよいと思います。小生は中粒を使っていますが、大きな粒は除いています。
ここに切った枝を挿すだけ。
枝は動かないように少し深めに挿すことが多いです。
で、水遣りして完成です。
左がオステオスペルマム、右が一緒に処理した宿根ネメシア。
それぞれ4、5本差してあり、水はイチゴパックになみなみと入っています。イチゴパックの水を切らさないようにしましょう。
戸外の日陰、雨が当たらないところで管理するのがいいですね。室内だとカビが生えて発根しにくくなるように感じています。
小生は面倒なのでルートンなどの発根剤は使いませんが、使えばさらに成功確率アップですよ。
透明なペットボトルを培養ポットにしていますから、外から根が見えたら土に植替えてください。 春から秋でしたら、見えなくても1か月半ぐらいして地上部が生育し始めたら発根の可能性が高いですね。植替え時は抜かないで、ポットをひっくり返して土ごと出してください。根が切れないように。
なお植物の増殖については、種苗法を遵守してください。基本的には個人で楽しんで下さいね。
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