我が家のバラ、春の生長はまずまず順調なのですが一部の株に大幅な遅れが生じているようです。
遅れている株は、特にこのところの冷え込みで生長を止めてしまったようで、庭のほかの植物に比べても動きが鈍い印象です。
お世話は予定通り
あまり動かず蕾が見えない株が多いのですが、お世話は例年通り進めております。律儀なんですな。
昨日は天気も良かったので、まず肥料を一通り施しました。内容は先月お知らせしたとおり。
方針通りなのですが、ボレロ、ゴスペル、ラ ドルチェ ヴィータなんかは生長が遅れていてそれほど肥料を必要しない状況です。なので、IB肥料は小さめの粒にして有機化成肥料も少なめにしています。
農薬は殺虫剤モスピランと殺菌剤トップジンを散布。こちらも方針通り隔週散布を守っています。
新しい葉が多いので黒星病はあまり心配していません。
むしろうどん粉病ですね。それももう少し先だろうと思いますけど。去年は5月の連休中にうどん粉病初確認でした。
前回の散布は殺虫剤のみでしたが、結果的にここまでアブラムシは撲滅できている一方、病気は特に出ていないようです。まず順調ということで。
木立バラの株元を記録しておきたいのです
そうやって、幸い今週もバラ作業の時間をヒネり出すことができましたので、ついでに現状の株元を記録しておきたいと思います。ロザリアンの方々、株元を見つめるの、お好きじゃないですか?
小生は好きです(笑)
まぁいくら好きとは言え、ご自分で所有している株に限った話ということは理解いたします。
でも・・・見てみます?
デビッド オースチンのバラ
我が家には2株のイングリッシュローズがあります。どちらも7号鉢でオベリスク仕立てにしています。
ガートルード ジェキルの株元はこんな感じです
シュート4本、3本はフレッシュなグリーンで、古い1本も根元近くからサイドシュートが出ています。
冬剪定で切った枝付近で芽が2つ動いていますね。一応芽かきしないで様子見ますが、この時期なのであまり期待していません。
ジェキルは今のところベーサルシュートを出しやすい印象です。
もう1株、ゴールデン セレブレーション
この品種、あまり枝が木質化しないみたいです。古枝かどうかが、写真ではわかりにくい。
5本の枝で3本が古枝です。古枝はどれもサイドシュートがうまく伸びたので残しています。
ゴールデン セレブレーションはベーサルよりサイドシュートを伸ばす印象です。下の方から枝が出るんだったら、サイドシュートでも問題無いですよね。
ベーサルシュート出にくい?
次は我が家でベーサルシュートを出したことがない株をご紹介。
まずゴスペル
一昨年大株でお迎えして、去年は全体的に機嫌よく成長していました。
ところが株元は全く動きが無く、年季が入ったお姿でこの春を、迎えています。
今年もシュートは期待できないかなぁ。
それからイヴ ピアジェ
4本の枝は、一昨年大株でお迎えした時とおんなじです。
ネット情報では元々ベーサルシュートが出にくいとのご意見も見かけます。
ところがこの株はクラウン付近にポチが複数見えていますので、今年は期待します。少なくともゴスペルよりは可能性あります。
今日はこんなところでしょうか。
次回は昨シーズンにベーサルシュートを出した木立バラをご紹介です。