バラの株元写真とその想いを綴る、第二弾にして最終章です。
もっと華やかなブログにしたいのですが、本当にゴメンナサイ。
前回はイングリッシュローズとベーサルシュートを出してくれない株の紹介でした。
今回は昨シーズン順調にシュートを出してくれた株から行きましょう。
昨シーズン快調にベーサルシュートを出した株はこちら
まずは、マーガレット メリルですね。
一昨年新苗でお迎えして、その時の枝が2本。
昨シーズン太いベーサルシュートを3本出して元気いっぱいです。
この春も順調に枝を伸ばしているところです。この品種は節間が長めですので、この元気でどこまで背が伸びるのか期待と心配が相半ばです。
メリルはHCなどでも最近見かけなくなってきましたね。花弁が開き切っちゃうのが敬遠されているのでしょうか。確かに花弁数も少なめで今風の巻き巻きにはなりませんが、良い白バラですよ。香りも素晴らしいし、樹勢も強いです。
このまま埋もれてしまうのは勿体ないなあ。
次はドラマティック レイン
我が家の秘蔵っ子です。
古枝4本に昨シーズン2本のベーサルシュートを出して、根本近くのサイドシュートもあります。ベーサルシュートは出やすい品種との認識です。
この品種はたまたま出くわしたのですが、この時限り、他では見たことがありません。
切り花品種的な節間が長くなりますが、早めに花を付けるので全体の姿も整って、ガーデン用としても十分魅力的です。なんで廃版にしたんですかね。
一本杉からの脱却
ベーサルシュートは株の姿を大きく左右する要素ですが、発生させる決定的な方法も知られていないようなので、出る出ないで一喜一憂してしまいますよね。
特に1本しか枝が出ていない株は何としてもベーサルシュートを出したい!
祈るしかないのですが・・・。
これは一昨年1本杉状態の売れ残り新苗から育てているフリージア
昨秋にようやく太いベーサルシュートをあげてくれました。
この株、分岐するのは好きなようで、とても一本杉状態とは思えない枝ぶりになっています。が、実態はこんな調子。
まだベーサルシュート出してほしいです。
このフリージア、フロリバンダなのにちっとも房咲きになりませんが、そんなものなのでしょうか?節間が短くてコンパクトにまとまるところはガーデン用としては秀逸です。
それからプリンセス ドゥ モナコ
これも一昨年売れ残りの新苗からここまで来ました。
実際は一本杉ではなく弱い枝がもう一本ありましたが、花を付けない弱さでしたので切りました。真ん中の切口がその跡です。
何はともあれ、昨シーズンの一番花の後に御覧のようなベーサルシュート(左の枝です)を出してくれたのは僥倖でした。今シーズンも引続きガンバレー。
こう写真で見るとクラウンの発達がいまいちですね。このあたりが枝が増えない原因かもしれませんね。残念ながら解決策を持ち合わせていないのですが。
昨シーズンの新苗は?
昨シーズンは新苗を2株お迎えしました。
冬剪定の結果、どちらもほぼ同じ枝振りになっています。
代表してデルバールのラ ドルチェ ヴィータ
お迎えした時には枝1本でした。
すぐ折曲げ剪定したところ、ベーサルシュートを1本出し、秋にもう一本。
元気な新苗だと翌シーズンまでに立派な姿にできるものですね。
この春は遅れ気味の生長ですので、今週の気温上昇でやる気スイッチ入って下さい!
といった感じで、これからも株元を見つめながらバラのお世話に勤しみたいと思っています。唐突ですが、去年最後のバラはボレロ
12月上旬に蕾を切って、室内で数日置いた写真です。日付は12月15日になっていますので、ここから4ヶ月経ったんですね。
おそらく開花まであと1ヶ月、期待しながら抜かりなくお世話を続けなきゃ。
もう少しですね!