今年はあまり悩まずに、新苗はオールドローズをお迎えする気持ちで固まっていました。
その中で、ある程度香りがあって、ある程度四季咲き性があって、など条件を2、3挙げて探すと、割と簡単に絞り込めてしまいました。
冬の間にツラツラ品種選定しながら、鉢の置き場所も確保して、先週ようやくバラの家さんの新苗販売が開始されたのを知りました。
フランシス デュブリュイ
我が家には赤バラではゴスペルがあります。ゴスペルは豪華な花を付けるのですが、いろいろと個性的なので、もう一株赤バラが欲しいと思っていました。
最近の品種でも良かったのですが、ちょうどオールドローズに気が向いていたのでその中で探してみたところ、フランシス デュブリュイに行き当たった次第です。オールドローズで四季咲き性が比較的強い赤バラって、それほど多くないのでしょうか。知らないだけなんでしょうけど、そこでほとんど絞り込まれてしまいました。
ティー系の著名種なので、良い赤バラなんだと期待しています。
入手した株がこちらです。
色の濃い葉ですが照ってはいませんね。ティー系のバラは新芽が赤くなるようですが、デュブリュイはどうなんでしょうね。今のところその特色は見えていません。
今のところ枝一本ですね、うまく枝数が増える性質だったらいいのですが。
マダム アルフレッド ドゥ ルージュモン
もう一つは、薄ピンクのバラを探しました。人気がある色ですが、我が家では色の濃いバラが多く、ちょっと手薄なところです。
で、これもオールドローズから探していたところマダム アルフレッド ドゥ ルージュモンに目が留まりました。
国内業者さんの情報ではブルボン系統とハイブリッド パーペチュアル系統という記載が混在していますね。
HelpMeFindではハイブリッド ノアゼットあるいはハイブリッド パーペチュアルですか。何だかよくわかりませんが、系統の定義が曖昧なんでしょうかね。そのあたり小生も不勉強です。
とにかく届いた株はこちらです。
デュブリュイとは対照的に薄い葉色で、優しい印象です。
こちらは枝数が3本でした。この点は安心です。
早速植替えました
お決まりの土と鉢に、お決まりの手順で植替えました。先日の粉粧楼と同じですね。
ちょうど6号スリット鉢も余っていてよかったです。
植替え後の様子はこちら。
左から先日お迎えした粉粧楼、デュブリュイ、ルージュモンの順番です。
ルージュモンには蕾が付いていますが、今回は摘蕾しませんでした。ルージュモンは自然に任せて育ててみようかな、と気まぐれです。
とにかく、ひとまず今年はこれで満足しました。
その一方で悲しいことも
こうやって新苗をお迎えしている一方で、この春調子が悪かった3株が本格的によろしくありません。ボレロとゴスペルとラ ドルチェ ヴィータなのですが、どうも何かの病気に罹患しているようです。
一部の枝が黄変して、そこについている芽は生長点が枯れています。多少状態がマシで新芽が育ってきている枝もありますので、どうも根ではなく地上部から感染しているようです。
処置としては、元気な株から隔離するとともに黄変がひどい枝は根元から落としました。あーあ。まだ動いている芽も残っていますので引続き様子を見ていきますが、これはダメかもしれませんね、残念。
芽吹きまでは問題なかったので、アブラムシなどからの感染を疑っています。
庭いじりだって、喜びもあれば悲しみもありますよね。悪いことを引きずっても仕方ありませんから、そこは手を尽くしたうえで流れに任せましょう。ダメだったらボレロは買い直したいなあ、などと思いながらバラのお世話は続くわけです。
追記
ルージュモンとデュブリュイの生長経過もご覧くださいね。
↓↓ バラの家さんのルージュモン購入サイトです
バラ苗【新苗】マダムアルフレッドドゥルージュモン (木立HP薄桃) 国産苗【即納】《J-OB15》 0424追加