大型連休、皆さま如何お過ごしでしょうか。
小生旅行の予定も立てておらず、ボンヤリ庭を眺めて過ごそうかと思っていたところです。まぁいいじゃないですか、何かしなきゃとか、どこか行かなきゃとか、外に出ないといけないような、そんな煽るようなことは必要ないじゃないですか。
休日はできるだけ家事をこなして庭仕事していれば、外出しなくてもゴロゴロ過ごすような事にはなりません。
派手に咲いている花が見当たりません
我が家の庭では、モッコウバラに続くバラがなかなか咲きそうにありません。来週には少し咲いていると思うんですけどね。毎朝蕾を凝視して、例のバラゾウムシだのアブラムシだのを見つけることに腐心しているところです。
今は咲いている花があまりない谷間の時期になってしまいました。
まだまだいろんな植物を植えて、切れ目ないようにしたいものです。ガーデニングに終わりナシ、ということですね。
ヒューケレラ、それはハイブリッド
とは言え咲いているコもいるのです。
ヒューケレラのタペストリーが盛んに花をあげています。
中央グリーンの葉でぽわぽわの花を上げているのがタペストリーです。
左の赤いのはヒューケラ グレープ ソーダです。
タペストリーは「ヒューケレラ」だそうで、ヒューケラとティアレラの合いの子、ハイブリッドとのことです。
ハイブリッドができるということはおそらく交配可能なので、ヒューケラとティアレラ、かなり近縁種なんだろうと思います。
ほんの少し調べてみたところ、結局wikipediaのユキノシタ科の記述しか見つけられませんでした。下の方のトーナメント表では、ツボサンゴ属Heucheraとズダヤクシュ属Tiarellaが隣り合わせ、すぐ対戦することになっています。これは、とても似ている近縁の属であることを示しています。原著論文も見ようかと思いましたが、閲覧有償なので諦めました、どうせ見てもわかんないし。
タペストリーはティアレラっぽいんでしょうか?
タペストリーの葉の特徴は、グリーンの地に加えて葉脈に沿った褐色の滲みです。
グリーンの地は新しい葉ほど黄色味を帯びていて、成熟するにつれて緑が濃くなっていきます。
この葉脈が褐色に滲むのは、ティアレラの品種に多いようですね。例えば「フィンガープリント」とか「エリザベス オリバー」なんか、イイ線で似ているように見えます。ヒューケラの「グリーン スパイス」なんかも葉脈が褐色ですが、ムム、どっちが似てるでしょうか。
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葉の形、若い葉はティアレラっぽくて、徐々にヒューケラが出てきて、最終的には両者の特徴が混じった感じがします。
花はどうだ
次に花を見てみましょう。
これもティアレラっぽいでしょうか。
我が家の庭にあるヒューケラの花はベル型で、このように花弁?が開裂しているのはティアレラっぽいですね。
割と花と花の感覚が開いてしまっているので、普通に見ると地味な感じになってしまい残念です。でも一輪を見ると、萼?がピンクで可愛らしいですよ。
タペストリー自体は良いんですよ
こうやって、花が咲いた機会にヒューケレラ タペストリーについてちょっと調べてみました。
タペストリー自体は庭でそれなりの存在感を出しており、お迎えしてよかったと思っています。ただ、なぜハイブリッドでこの品種を作出したのか、決定的なメリットは何だったのでしょうね。
なお、冬はこんな感じになります。
撮影は3月になったばかり、ようやく冬を越えましたっていう風情ですね。
常緑とは言え冬はツラそうだね、と思いながら見守っていました。寒さには強いとされていますので、上手に休眠していて見た目ほどストレスを受けていないかもしれません。
栽培の注意点ですが、暖地の我が家では去年夏に根腐れしてしまいました。でも根腐れしたのを株分けして水はけ重視で植替えたところ、幸い全部根付きました。ですので、多分水はけ重視の植付けが正解、夏越しも大丈夫だと思います。