小生くらいのおぢさんになると、何かにつけてくたびれる場面が多くなってきます。
くたびれるのは特別なことではなく、アタリマエになってくるわけです。
通勤にくたびれ、上司の気まぐれにくたびれ、カミさんの叱言にくたびれ、挙句人生にくたびれるわけです。と、これは平成生まれの子供たちがバカにする、昭和の世界ですなあ。
そこのお若い方、これはあなたの近い将来ですからね、目を背けてはなりませんぞ、ヒッヒッヒッ。
芝にくたびれました
で、ただ今小生がくたびれているのが、芝の管理です。
およそ10年前、この狭い庭を手に入れたとき、小生は芝生の庭を夢見ました。今と変わらぬ週末ガーデナー、陽当たりの比較的良い庭の中央部分を掘返して、高麗芝を植えたわけです。その後はとにかく雑草との闘い。カタバミ、ツメクサ、チドメグサ、抜いて抜いて抜きまくりました。種子をつける前に抜けばそのうち雑草は減ると信じてガンバりました。
ガーデニングといふは、草むしりと見付けたり
ところが、10年たった今でもカタバミ、ツメクサ、チドメグサです。要するに、芝(高麗芝)の好適環境よりも暗くて湿っているんですね、この庭は。
もうダメです、今年は完全に心折れました。
陽当たりのいい場所にバラと花壇を増やす!!
我が家の庭は、基本的に陽当たりの良い場所は芝、次にマシなところに果樹、残る暗いところに宿根草という構造になっていました。
ところがここ数年、バラと宿根草に興味が移ってきまして、何も陽当たりの良い庭の一等地を高麗芝に与える必要もないと思い始めていたのです。
陽当たりの良い場所=芝にこだわらなければ、何よりバラを増やせるじゃないですか。幸い最近はオールドローズに興味が向いていますし、オースチン氏のイングリッシュ ローズも大きくなる品種が植えられます。つるバラないしは伸びるタイプのシュラブローズを増やしたい。
他にも、陽当たりが必要な宿根草を植えてもいいですし、樹木を増やしてもいいかもしれません。
日陰のスペースも歓迎!!
逆に陽当たりが悪くて芝よりもコケやチドメグサが優勢な場所だって、シェードガーデン拡大で結構です。とにかくコケとチドメグサにはウンザリです。
この数年の勉強で、ホスタやティアレラ、ヒューケラ、アジュガ、クリスマスローズなどの耐陰性がある植物の知識は増え、コレクター魂が燃えています。好きな植物だったら、もっと植栽している種類を増したい、もっと盛大に群生させたい。
というわけで、
この連休前半は外出しない代わりに動きました。芝を一部撤去して花壇を増設。
ある種聖域で、植栽場所を制限していた芝を減らす方針となったので、少しづつ好きな植物を増やしていきたいと思っています。
自由度が増した分悩みも増えるかな?