バラがひと段落した我が家の庭では、宿根草の小花が色々と咲きだしました。
こうやって開花のリレーが続くうちは寂しくならずに済むってものです。
真夏日に眺める涼しげな小花
暑いところですので、今日は涼しげなゲラニウムのスプリッシュ スプラッシュをご覧くださいね。
白い地にブルーの絞りが爽やかですね。
絞りの入りかたは個々の花で違います。
放射状に入るブルーが目立ちます。それに加えて小さな斑点が散りばめられており、これが品種名の由来なんでしょうね。変わってて面白いお花です。
遠目で見ると白花に見えて、絞りの存在感は薄れます。もっと青く見えるかと思っていたのですが。
だからといって美しいことには変わりなく、素晴らしい宿根草だと思います。
我が家のスプリッシュ スプラッシュのあゆみと品種情報
我が家のスプリッシュ スプラッシュは昨年の秋にお迎えしました。
ゲラニウムを秋植えしたくて、園芸店巡りをしている時に出会いました。
植えたときは葉柄も短く、まとまった株姿でした。
これが昨年11月下旬です。この後間もなく休眠態勢になり、地上部は枯れて無くなりました。
春の芽吹きが確認できて今シーズン開始したのが3月に入ってすぐ。
芽吹きはいつ見ても心ときめきます(笑)
ここから順調に葉を増やして5月中旬に最初の開花となりました。
スプリッシュ スプラッシュはGeranium pratenseの系統です。この系統はGeranium sanguineumと同様に強健種のようですね。
ここは暖地ですので冬はもちろん心配無いですが、夏越しはどうでしょうか。秋植えで元気そうですので、なんとか乗り切ってもらいたいです。
こうやって枝が直立した上の方にまとまって花を付ける特徴なんですね。
普通に写真撮るとこうやって白飛びしてしまいます(^_^;)
どこまで花が付くのか
G. pratenseは一季咲きなので、今の開花が勝負です。
まだ蕾があがっていますので、最盛期を迎えた時にどうなっているか楽しみです。
目下の問題はナメクジ!
植生した場所がナメクジ発生地域でして、スプリッシュスプラッシュも随分と花弁と葉を齧られてしまいました。今日ナメクジ避けを購入設置したので、効果に期待です。
花の模様が一つ一つ違うということで、間近で見ると楽しいゲラニウムです。
今は毎日新しい花が咲いているので、いつまで見てても飽きませんよ。
近くで見るだけでなく、白花と割り切って遠目で見ても涼しげで美しいのですね。
一季咲きという点に引っかかってお迎えするのをためらっていましたが、今のところ大満足です。このまま夏を乗切ってもらいたいと、切に願っています。
お世話ガンバろっと。
追記
↓↓ いきなり晩秋の冬ごもり前。無事夏越しできました。
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フウロ草(ゲラニウム) プラテンセ ‘スプリッシュスプラッシュ’