ああ、またバラをお迎えしてしまいました。
今シーズン既に?本(恐ろしくて明かせない)の新苗をお迎えしておきながら、その上さらにまだバラ苗を迎えるとは、小生は罪深いおぢでございます。
6月に入ったので、そろそろあのホームセンターではバラの値引きが始まっているんじゃない?と下司な邪心を持ってドライブに出かけたのがそもそも間違っていたのです。
案の定、古いハイブリッドティーの新苗、大苗、ブランドバラの大苗がそれなりの値引きセールになっています。
最初は1,000円均一のセールコーナーでおとなしく古い品種を物色していたのです。それはわかってください。古めの品種でもピンとくるのはないよね、モチロンそうだよね。もう今シーズンは欲しいバラは入手済み。小生の琴線に触れるバラはそうそうあるわけがありません。
余裕をもってバラを眺めていただけなんです。
わかってください、こちらからお迎えすることを目的にバラを探していたわけではないのです。
思いの外前回訪問以降にバラ苗が入荷されていたので、さもバラ園にいるかのようにいろんな品種があるのを純粋に眺めていただけなのです。
最大限ココロの隅の方まで見たところで、せいぜい「実際の花を見てキレイな品種があれば覚えておこう、古めの品種で気に入ったのがあれば知識がまた増えてよろしい」ぐらいの気持ちしかなかったことを誓います。
もう今シーズンは十分バラをお迎えしたという気持ちでいました。
スルドイ目つきの他のお客さんを眺めながら、このヒトはどのあたりに目星をつけて選んでるのかな?とか考えるくらいだったのです。
ところが流れが変わるキッカケが訪れました。
隅の方に古めのハイブリッドティーの新苗が値札付けを待っていたのです。
これまでの流れのまま品種の札を眺めていたところ、唯一お迎え候補のバラを目ざとく見つけてしまいました。オーガスティーヌ ギノワソー(ホワイト ラ フランス)です。
いろいろ背景もあるのですが割愛しますが、とにかく小生この薄ピンクのハイブリッド ティーをお迎えしたいと思っていたのです。
ああああ、オーガスティーヌが居た、どうしようかな、新苗で安いし、お迎えしてもいいモードだぞこれは、でももう今シーズンは新苗?本(小心が痛んで明かせない)お迎えしちまったぞ。
ここでココロが千々に乱れてしまったのです。
オッサン落着け、古い品種だ
今更急にオーガスティーヌが滅びることは無い、そう、古い品種だ、ここまで100年以上生き延びてきた品種だ。
急に滅びるわけないに決まってるだろ。落着けばいいのだ。
今お迎えしなくても次の機会が必ずあるから、落着けばいいのだ。
小生は、自らにそう言い聞かせてひとまずその場から移動することにしたのでした。
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