ハダニが蔓延してきました。皆様のお庭におかれましても十分お気を付けください。
特に雨が当たらない場所の鉢バラとかですね。毎年困ったものです。
多分、今が満開ヘレン ジェーン
少し前から、ポテンティラのヘレン ジェーンが咲き始めています。
花弁は渋めのピンクで、花の中心は蕊も含めて赤、赤黒いくらいです。
花径2.5 cm程度の小輪ですが、なかなかインパクトのあるお花じゃないですか。
濃い色なので、何となく果実みたいです。おいしそうなお花。
我が家のヘレン ジェーンのあゆみと特徴
ヘレン ジェーンは去年秋にお迎えして、初めての開花です。
どこかで乾燥環境を好むとの記述を見かけたので、半分軒下の花壇に植えました。
様子を見る感じではこの場所を気に入ってくれたようで、無事冬越ししました。
3月上旬の様子です。左がヘレン ジェーンです。
緑を保っていますね。秋の葉は枯れてひと回り小さくなりました。
で、春になると俄然勢いよく枝を伸ばし始めまして、株の真ん中がスカスカに。
この春我が家の庭では、秋植えの宿根草のいくつかが同じような暴れぶりでした。でもヘレン ジェーンは株の特性のようです。
春に園芸店で見かけたヘレンジェーンも全く同じ感じでしたし、隣に植えた別のポテンティラ(モナーク ベルベット)はおとなしく纏まった株姿を維持していますから。
今は大体60cm径の株になっています。花壇のスミに植えて、はみ出させることを想定しておいて良かった。
最近は蕾が付くとともに枝の伸長も止まって、寂しかった中心部にも葉が出てきました。
花は房咲きにはならず、株の周囲にポツポツ点在する感じですね。
近くで見る強烈な花色の割に、遠目ではかなり地味です。景色を作るチカラは弱いかもしれません。
ポテンティラは愛嬌勝負
小さな株はイチゴに似ているので、植付け直後は知り合いを庭に案内すると必ず「イチゴ沢山収穫できる?」と言及してくださいました。小さな株のうちは確かに少し似ているのですが、開花時には一目瞭然で別モノです。
ポテンティラのヘレン ジェーンは花数が少ないわけでもありません。花もアップで見るとキレイ。株元の水はけを良くしておけば夏も乗り切れそうな気配です。
ただ一点惜しいのは花の密度、ここだけでしょうね。
もちろんそれは求めすぎというもの、その点を個性と見られれば可愛らしい宿根草だと思いますよ。
それにしても、一緒に植えてあるモナーク ベルベットはどうして咲かないのかしら?