緑が多い庭を眺めていて、まだ書いていないコがいることに気が付きました。
今はすっかり花も終わって、次の芽も出ていないクレマチスのエンプレス オブ インディアです。
エンプレス オブ インディアはこんなお花です
インドの女帝なんて、なかなかのネーミング センスですね。
今年の一番花はこちらです。
赤紫のクレマチスです。
花弁の中央は赤いラインがあって、いかにもクレマチスらしいですね。シベの薄い黄色が良いアクセントになっています。
見ようによってはこの赤紫がインドなんですかねえ。
紫なので高貴な感じはします。花弁もシッカリしていて、表面はビロードのようですから、やはり高級感あります。
開花直後の色が濃いときがイイですね。
この春のベストショットはこちら
今年もキレイに咲いてくれて良かった。
エンプレス オブインディアのあらまし
元々は100年前からあった古い品種が再発見されて現在出回っている、との記載があります。実際どうなんでしょう。
ジャックマニー系との記載もあって、とにかく新旧両枝咲きということでいいようです。
四季咲き性が強いということで、選んだ記憶があります。ただ四季咲き性以前に、クレマチス栽培のヘタクソな小生の手にかかって、3年目の今年もそれほど大きくなっていないです。株が貧弱なので、去年の秋は1、2輪咲くくらいでした。
今年は頑張って秋にも咲いて欲しいものです。
栽培実感です
このエンプレス オブ インディアは早咲きです。
我が家では同じ環境で遅咲きのピンク ファンタジーが植えてありまして、エンプレス オブ インディアがひとしきり咲き終わってからピンク ファンタジーが咲き始めるという、まことに残念な組合せになっております。
こちらは開きかけの一瞬の写真です。
開きかけの花の質感が何とも言えず好きです。色の組み合わせが良いのかもしれません。
今年の一番花なのですが、この時点で5月3日でした。
花付きですが、これも多花性との記載があるなかで、今のところそれほどではありません。
最盛期でこのくらいです。
うーん、多花性のクレマチスって株を覆いつくすくらい咲きますからね。
これも株が充実すればもう少し花数を増やしてくれるのかもしれません。
ただ、現状でも大輪の花が万遍なくつくので、バランスはいいです。
咲き進むと褪色していきます。花持ちは良い方だと思います。
いかにもクレマチスらしい色合いで悪くないんですよね。
我が家ではピンク ファンタジーと花期がずれてしまうのが、とにかく残念。
どちらも入替えるのは忍びないので、せめて秋にうまいこと花期が揃わないかなあ、と淡い期待を抱いているところです。
追記
翌2020年春の芽吹きが弱く、小さな花が咲いた後に枯れてしまいました。
この植栽場所はよほど強健でないと勢力を維持するのが難しいようです。
残念。