今日はいきなり本題
今年我が家のバラの中で、マトモな開花から最も遠かったプリンセスドゥモナコ。
ようやく写真を撮れるような開花を見ることができました。
この時期にしては花も大きくて、ピンクの発色も良好です。
モナコ特有の覆輪がキレイ。
一日ほど遅れた花も同時に咲いています。
株全体の様子はこちらです。
一番左は古いお花で、ちょっと褪色してしまっています。でもこの時期ここまで褪色するまであまり傷まずに咲いているのは、嬉しいですね。
モナコは受難の年
今年のプリンセス ドゥ モナコは春にブラインド、その後も咲く花すべて開花中に花弁が傷んでしまうという事態。
どうにも気候が合わなかったようです。
それでも断続的に傷んだ花を咲かせていて、開花モードを続けていました。
そんな中、7月上旬に唯一傷まなかった花が咲いたのですが・・・
覆輪がキレイに出ず、ぼんやりとピンクのお花が咲きました。残念ながらこれではモナコのようには見えないです。
うーん、今思えばこの時点では株の調子があまり良くなかったのかもしれませんねえ。
こののボンヤリ花の開花の時他にも蕾は多かったのですが、今度はコガネの標的になってしまって徹底的に蕾を齧られてしまいました。
恒例のコガネの襲来、今年はモナコが標的でした。毎年特定の株が狙われるのが不思議です。多分置き場所だと思うんですよねえ。
週末の雨で殺虫剤散布のタイミングを逸してしまったのが惜しまれます。
そして3輪が残った
ブラインド、花弁の傷み、コガネと幾多の困難を乗越えて、今7月の下旬にようやくモナコのシーズンが始まったというわけです。
高い位置の蕾からコガネに齧られたので、結果的に低い位置での開花になってしまいました。開花位置が低いと、ちょっと景色としていつもと違う感じでしょうか。
お花がキレイであればそれで良しとしましょう。
蕾がほころんだ時点で期待できそうな雰囲気が出ています。
大輪で半剣弁、花弁は少なめ。最近の品種に比べると一輪の主張が強いでしょうか。
いかにも一昔前のハイブリッド ティー ローズの味わい。
最近の品種ばかり揃える中でこういった名花を取入れるのも良いものです。
プリンセス ドゥ モナコは病気にも強いんですよ。我が家では雨ざらしの鉢栽培でも黒星病になりませんし、うどん粉病にもかかった記憶がありません。
今年は気温が上がらないので、この時期にこんな秋のような花が咲いたんでしょうね。
実は目下、他のバラも続々と蕾が付いています。梅雨明けが遅れれば、ちょっとした開花のピークがあるかも。
連日の曇天に辟易としていましたが、チョット淡い期待を抱いて過ごせるようになっています。