バラの新苗生長シリーズ、マダム アルフレッド ドゥ ルージュモン編は第3回になります。
前回までは同時購入したフランシス デュブリュイと同時紹介でした。
デュブリュイと同様、ルージュモンも順調です。
細かいところでは腹ペコ青虫とか尺取虫とかいろいろあるんですけど、特記事項にはならない程度ですので大丈夫。
ちょっと前ですが、7月下旬になってからのルージュモンです。
前回ご紹介の6月中旬からそれほど変化ありません。
上の方で枝と葉が増えて、下の方の葉が黄変していますね。見栄えが悪い。
それ以外はシュートが出るわけでもなく、枝も細いままで、確かに変化ありません。
普通に上から新芽が出て花が咲いたと。
自然とコンパクトにまとまりますね
デュブリュイは随分と枝を伸ばしてから花が付きます。それに対してルージュモンは節間も丁度良く、コンパクトに自然樹形でキレイな姿です。
優秀ですねえ。
若いオールドローズらしく、いつまで経っても枝がヒョロヒョロなのが味わいです。
病気には強くて、黒星病の気配はありません。粉粧楼からうどん粉病をもらいましたが、葉を落とすこともなく、気温が上がってきたので間もなく治癒する感じです。
多方面から育てやすい品種です。
花はまだ少なめです
春にお迎えした直後に咲いてから、蕾はついてもコガネや尺取虫に食べられてしまって、花は見られませんでした。
7月下旬になって少し咲いてくれています。
最初の頃は白っぽい花だったのですが、だんだんとピンクが強くなってきています。
株が充実してきた証なのか、気温が高くなった時の性質なのか、どっちなんでしょう。
花径は季節に依らず、大きくは違わないようです。
花型も比較的安定してカップ咲きになりますね。
小さめの中輪ですが、こんな姿だと大きく見えます。
↓↓ こちらは一転して、最近暑くなってからの夏顔の花です。
グリーンアイじゃないし、カップ咲きが崩れて平咲きみたい。
よくあるパターンの夏顔です。
ところが香りが無いんですよお(泣)
ルージュモンの香りなんですけど、よく見かけるのが中香、時には強香と記載されていたりします。ところが我が家のルージュモンはほとんど香りがありません。
むーーん、これは個体特性でハズレなんでしょうか?
ちょっと残念だなあ。
マダム アルフレッド ドゥ ルージュモンはまだまだ若さ溢れる状態というのが現時点での総括になるでしょうか。次回の蕾は夏剪定でカットして、秋に本領を発揮してもらいましょう。
中輪ですから一度に沢山咲いて景色をつくってくれるといいんですけど、そこまで花付き良くないのかな?香りとともに秋を楽しみにしています。