気が付くと、スダチの実が随分大きくなっていました。
少し早いですが、実の入り方を確認することに。
果皮が汚いのを試しに収穫してみました。
果径3.5 cmぐらいです。
さてさて、切ってみましょう。
やはり、もう少しですね。
果皮が硬いし、果汁もまだ充実が足りません。
香りは青さが残っていて、これはこれで好ましいです。
春のスダチ
スダチの開花は5月の上旬から中旬にかけて、咲いては散っていきます。
香りのよい花が咲いて、初夏を告げる感じでしょうか。
蕾が目立たず、ハッキリしないので、花弁の白が見えて初めて花だとわかります。
隔年結果を何とかしたい
スダチに限らず柑橘類は、かなり頑張らないと隔年結果になりやすいようです。
隔年結果は、実る年にはたわわに実る代わりにその翌年はサッパリという感じになることですね。
農家さんではもちろん不都合ですが、ご家庭でも実らない年があると寂しいですから、毎年均一に実るように管理したいところです。
我が家のスダチは比較的隔年結果の傾向が弱かったのです。
ところが昨年はとうとう数個だけの寂しい収穫になり、ハッキリ隔年結果になってしまいました。
これを是正するために、今年の実りすぎを防ぐべく肥料をやらないことにしました。
房なりが減りました
この春のスダチは、予想通り多くの花が咲きました。
肥料を制限した効果は、花数には影響しないんですね。
それでもこの後の落果がかなり多く、ここで肥料制限の効果が出たように感じました。
今回確認したところ、丁度いい数の実りになっているようです。
顕著なのが、房なりが少ないことです。
いつも1か所に3-5個の実が付いて、収穫しにくいことが多いのです。
それが今年は、ほとんど単独で実が付いています。
ひとまず今年の着果を制限することができたようです。
これからお世話は
今回、おそらく肥料を制限した効果が出ました。
これは目論見通りなのでいいのですが、つまり肥料不足ということです。
秋の早いうちに肥料を与えて、来年の花芽形成に悪影響を及ぼさないようにしたいと思います。
肥料は多すぎず、不足させず、丁度いい量を与えるのが難しいですね。
今回手入れの重要性を痛感したので、いい機会ということでついでに剪定も実施。
大きくなりすぎないよう、樹高2m程度で抑えました。
スダチのトゲは、怯むくらい強力です。
剪定した枝を放置しておくと、トゲを踏むこともありますから、油断できません。
立派な茂みになっていますが、これでも縮めて枝を減らしたんです。
お盆休み最後の仕事として、小生としてはスッキリしました。
実りの季節が近いですねえ。