我が家のサボテンは秋になっても機嫌よくしているようです。
ほとんどの個体は肌の色も良く、見ていて安心できます。
ただ、花鏡丸以外は花を付けるでもなく、一見変化無いので地味な季節ですね。
銀粧玉の開花後
最近雰囲気変わったのに気付いたのが、パロディア属の銀粧玉です。
6月末に咲かせた赤い花は、本当に印象的でした。
これを越える派手な花は未だお目に掛かっていません。
蕾を付けた頃から、銀粧玉は一旦球体の生長を止めていたようです。
開花に集中していたんでしょう。
それも束の間、開花後の7月中旬頃からはメキメキと新しいトゲを出し始め、球体も勢いよく大きくなってきました。
↓↓ 開花後の7月中旬
開花前の雰囲気そのままに、球体の上の方、新しい刺だけが長く目立っていました。
↓↓ 8月下旬になると、刺が四方に長く伸びてきました。
刺座の間隔も少し広くなってきて、迫力が出てきたと思います。
↓↓ 最近、9月中旬の銀粧玉
今では球体の上部だけでなく、全身長い刺に覆われています。
なかなかサボテンらしくて、よろしいですね。
新しい刺も出しています
球体が膨らむ一方で、新しい刺はドンドン出てきています。
ただ徒長しているわけではありませんよ。
↓↓ 7月中旬は、花が落ちた跡が残っています。刺座の茶色いところです。
それから、刺がまだ鉢の中に納まっています。
この頃は球径45 mm程度の頃でした。
↓↓ 9月下旬には、花の後は右上の輪郭部分に1ヶ所、辛うじて写っています。
球体上部は短い刺の新しい刺座が次々と出てきているのがわかります。
いかにも新陳代謝している雰囲気が出ていて楽しいです。
実際、球体自体も大きくなって、2.5号鉢では少し窮屈になってきました。
現在球径54 mmです。
銀粧玉の取扱いが難しくなってきた
上の写真でお判りかと思いますが、刺が完全に鉢の外側に飛び出しています。
これで問題となるのが、鉢を持ち運びするたびに刺が手に当たることです。
銀粧玉の刺はストレートで細い割に堅いですから、気を付けないと手に刺さります。
うまく鉢を真横から掴むようにして、鉢を移動させています。
球体が大きくなってきたのと、刺も伸びてきたので、来年の春には3号鉢に植替えでしょう。
花の美しさはもちろんですが、球体自体もなかなか見ごたえが出てきて、銀粧玉はかなりお気に入りのサボテンになっています。