おはようございます。
今日もサボテンで、マミラリア属の玉翁の近況を見ていただきたいです。
前回は8月上旬の記事です。
春先に深植えした玉翁が、生長とともに高さを出してきたのでした。
球径は順調に大きくなっています
盛夏にも玉翁はせっせと新しい刺を出していたようで、常に球体の上部はフレッシュな雰囲気を保っていました。
↓↓ 8月下旬の玉翁。
上からの写真だと何のことやら、といったご意見になるかと思います。
おっしゃる通りで、7月頃から現在に至るまで、上から見てわかるのは球径が順調に大きくなっていることぐらいです。
球径の測定記録を確認すると、7月下旬に24 mmだったのが、現在では30 mmに!!
僅か2ヶ月で25 %大きくなれば順調でしょう。
横から見ると問題が
着実に大きくなっていることは良いのです。
この玉翁、生長しながらどんどん形を変化させています。
↓↓ 前回の記事にも載せた7月下旬の玉翁
これ以前はもっと背が低かったのが、急に高さを出してこの形になったのです。
↓↓ 次に1ヶ月後の8月下旬の玉翁
高さばかりが出るのとは少し違う生長のようです。
半分より上が膨脹しているように見えます。
↓↓ さらに1ヶ月後、9月下旬の玉翁
もう決定的ですね。
地際の径はほとんど変わらずに、球体の上の方から膨脹しています。
頭でっかちで、不格好。
↓↓ 本当に真横から見てみましょう
敢えてシルエット風にすると、電球みたいになっているのがお判りかと。
しかも、上が重いので少し傾いてしまっています。
サボテンが上から膨らむのは調子が悪いのか?
こんな不格好な育ち方で良いのかということです。
玉翁としてどうなのよ、と。
玉翁は我が家のサボテン置き場では一番陽当たりの良い場所に置いています。
直射日光は午前中だけで、それ以降は明るい日陰という感じ。
他のマミラリア属のお仲間と一緒の環境ですが、こんな育ち方をしているのは玉翁だけです。
それもあって、玉翁は徒長ではないと思っているんです。
サボテンの徒長って、もっと上の方がトンガって、いかにも日光を求めている感じになると思うんです。
ホームセンターで売れ残っている個体でたまに見かけます。
成熟の途上だと思いたい
そうではなく、これは玉翁が生長する途中経過だと思いたいですね。
育ってきたとはいえ、まだ30 mmですから。
売られているキレイな玉翁を何度も見たことがあります。みんなまん丸でこの倍以上の大きさでした。
それに比べると我が家の玉翁はまだまだ大きくなる余地があります。
このまま上の方の膨らみが地際まで到達するとき、まん丸の玉翁が出現するはず。
その頃には、今少しずつ増えている長くて白い毛のような刺が全身を覆っていれば言うことありません。玉翁らしい、まん丸い白いマミラリアになってもらいたい。
大きくなるだけでは無くて成熟につれて見た目も変わっていくんだったら、これは栽培の醍醐味を味わえそうです。
さて、実際はどうなることでしょう。
追記
↓↓ 玉翁は正しい道をすすんでいるようです