ギムノカリキウム属って、お饅頭みたいな形が基本形というか典型的な形のイメージで、そこに種によって肌色や刺のバリエーションがあって、それだけでも楽しいです。
そんなギムノカリキウムのお仲間のなかで、麗蛇丸はゴツゴツしたフォルムで異彩を放っているなあ、と最近眺めていて飽きません。
初夏とは思えない赤い麗蛇丸
我が家のギムノカリキウム属で一番長い付き合いなのは、翠晃冠と麗蛇丸。
冬にお迎えしたサボテン初期メンバーの中に含まれていました。
冬の間は緑色して、お迎えした時のままジッとしていたと思ったら、5月に入って急に赤く色づいたのでした。
↓↓ 5月下旬の麗蛇丸
今年も春になってから赤くなるんでしょうか。
ここから緑になるまで非常に心配したものです。
↓↓ 7月上旬になってようやく復活の気配
ここまでは、前回の記事でご覧いただいています。
この時点で、麗蛇丸の復活はまだまだ途上でした。
見事な変身ぶり
今見ると、7月上旬ではまだ赤が残っています。
真っ赤な麗蛇丸を見慣れていたので、随分緑色になったように見えていましたが、全然です。
↓↓ 8月中旬にはほぼ完全復活
高さも出てきましたね。
5月にはペタンコで、地面と同じ高さになっていたのがここまで膨らみました。
この後は、新しい刺は出すもののそれほど大きな変化はありません。
↓↓ 最新の様子、10月上旬
一回り大きくなってますか?
何より、肌のツヤが違います。
上から見てみましょう
麗蛇丸は真上から見るのもキレイです。
↓↓ 7月上旬の様子
この時約25 mmの球径です。
↓↓ そして10月上旬
球径32 mmです。
7月と8月でググっと大きくなって、9月以降はそれほど球径の生長は無いようです。
その一方で、新しい刺は出し続けているようです。
麗蛇丸は大きくなるのがそれほど早くないようなので、同じ大きさで維持されるのはありがたいです。
秋に赤くなればいいのに
それにしても麗蛇丸は見事に赤くなって面白い。
ただ、これが晩秋に赤くなるんだったら風情があっていいんですけど。
ああ、今年も寒くなってきて、麗蛇丸が紅葉する季節です・・・なーんて言いながら季節を感じてみたいところ。
考えてみると、去年の麗蛇丸は冬にお迎えするまでおそらくハウスの中でぬくぬくと過ごしていたはずです。
それで季節を感じ損ねて、改めて初夏に赤くなってみたんでしょうか。
今のところ、麗蛇丸を含めてサボテン達は氷点下予報が出るまで屋外管理の予定です。
寒さに当たった時の変化が、去年と同じなのか、違うのか。
このあたりも密かに小生楽しみです。
この楽しみ、地味ですけど。
追記
↓↓ 冬に戸外管理しても赤くならないようです。それどころか・・・