今年も酷暑で庭の植物の水遣りが大変です。
今週を乗切れば、少しはマシになるかもしれないという淡い期待にすがって、毎日頑張ってホースを捌いています。
庭での苦労をよそに、ベランダのサボテンは順調です。
最近のサボテン鉢増しの基準
春以降いくつかのサボテンは鉢増しをしています。
2号鉢でも大きすぎるぐらいの小さな苗を植えて始まったサボテン栽培も、1年で鉢増しとは早いものです。
最近は月影丸を鉢増ししました。
↓↓ この続きになりますよ
↓↓ 2020年6月下旬の月影丸
春の長い開花がようやく終了して、新しい刺が出始めた頃でしょうか。
水遣りなどのお世話をする際に鉢を持つと、必ず刺が手に当たるようになってきました。
↓↓ 上から見ると鉢の外側に刺が出ています。
横から鉢を掴むようにしないと、手に刺が刺さります。
月影丸の刺は鈎状になっていますから、まともに刺さると抜けにくくて困ります。
これはお世話に支障がありますので、鉢増ししましょう。
他のサボテンも刺が鉢の外側に大きく出たら鉢増しするようにしています。
ですから、刺の強弱で鉢増しのタイミングが全然違います。
お世話の都合ですけど、まあわかりやすい基準かと思っています。
月影丸は2号鉢を卒業
そんなわけで、月影丸を抜いてみました。
↓↓ 2020年8月中旬の月影丸
根鉢もシッカリと形成されていましたし、言うことない状態でした。
鉢増しのタイミングとしても丁度良かったんじゃないでしょうか。
↓↓ 2.5号鉢に植替え直後の月影丸
傾いてますよね、刺が邪魔でうまく植付けることができませんでした。
皮手袋で支持していたのですが、刺が大いに引っかかって外すのに大層苦労しました。
そのときに傾いてしまった次第です。
陽当たりの向きを調節して、自発的に傾きが修正されるようにしましょうね。
月影丸の球径変化1年間
最近サボテンの写真撮影はサボっている一方で、球径測定は辛うじて継続しています。
ようやく丸一年のデータが揃いましたので、今までよりは有意義なデータになっているんじゃないでしょうか。
↓↓ 月影丸の球径変化(縦軸mm)
これによると、月影丸は春3月から秋までが球径が膨らむ季節です。
秋以降、冬にかけて緩やかに縮んで、8月頃の球径に戻って春を迎えるというわけです。
生育の傾向が正しければ、今現在8月の大きさで来春の蕾が付くんですね。
2020年は1.5 cm程度の生長でした。
もうそんなに大きくならなくてもよくて小さいままでいて欲しいぐらいですから、この調子で来年もお願いします。
他のサボテンの変化も見てみよっと。